常陽銀行 + 文化デザイナー学院
ユニフォーム
リニューアル計画

実践的なプロダクトデザイン

常陽銀行 + 文化デザイナー学院
ユニフォームリニューアル計画

2006/4月 - 6月
常陽銀行

常陽銀行は2004年に制服を廃止。以後、私服を採用していましたが、利用者からは誰が案内係なのか判りにくいという意見が寄せられていました。
そこで、常陽銀行は昨年4月に利用者にとって一目でわかる視覚的統一感と行員の帰属意識の向上を目的に、窓口担当のロビーパートとテラー(利用者サポートする担当者)へエプロン導入を計画し、そのデザインを本校へ依頼しました。

 

▲2007.12.13 茨城新聞

 

▲2006.12.2 常陽                ▲2006.12.2 茨城新聞

常陽銀行からヒアリングを行なった結果、4つの項目を基本コンセプトにグループワークで取り組みました。

@利用者が混雑しているロビーにおいて、一目で銀行の担当者とわかる。※一般銀行員は全て私服。
Aエプロンでありながら、お洒落でハイセンスなもの。筆記用具などを入れるポケットは必要。
B別紙のCI基準シートを参考用とし、必ず使用しなければならないものではない。但し、使用する場合は基準同様とする。
C斬新なデザインでありながら「銀行(常陽銀行ブランド)」というイメージを壊さず、さらにイメージを昇華できるデザインとする。




    常陽銀行へプレゼンテーションを行っているところです。


私たちは、クライアントに対するエプロンのデザインや機能の企画は勿論、利用者のベネフィットへも意識した広告プロモーションを提案しました。(昨年4月〜6月までの2ヶ月間に行なわれた授業です)
これは、単にクライアントのニーズに応えるだけではなく、常陽銀行に対する利用者の顧客満足度を高め、地方銀行としてブランド醸成を図るためのものです。現在、私たちのデザインしたエプロンが昨年12月から採用され、本支店で見ることができます。
ここに常陽銀行をはじめとする関係各位の方、ありがとうございました。



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